・資金をなるべく減らさない
・ハイリスクは取らない
・1日の目標が20~30pipsと低め
・損切は▲20pipsが上限
※ポンド絡みの通貨のような激しい値動きの通貨ペアは不向き
※指標発表時の激しく動くときは、手を出さない
<エントリー>
エントリーと決済の判断基準には、移動平均線(Moving Average: 略してMA)を使う。
チャートの時間軸は、日足・1時間足・5分足の3種類。
トレードを始める前に日足チャートで1日の大まかな値幅を予想
随時、1時間足チャートを見て、大まかに今は買い・売りどちらが優勢か確認
5分足チャートをメインにエントリー・決済の判断をする
値動きには、トレンドとレンジ(もみ合い) の2種類。トレンドには上昇と下降があるので、値動きは、上げる・下げる・もみ合うのどれか。
基本的にはトレンドの中間をサクッと取るやり方。
「トレンド形成し始めたか?」と早めに気づき、「よしトレンドだな」というところでエントリーできるようになってくると、それはすなわちトレンドの見極めができるようになるということから、トレンドが見極められるというのは裏を返すと、トレンドにはならない=レンジでしばらく推移するのではないか、というのが分かりやすくなる。
<シナリオ(予想)>
値動きには、トレンドとレンジの2種類しかなく、トレンドには上昇と下降がありますから、動き方の選択肢は上げる下げるもみ合う(=レンジ、保ち合い、持ち合いetc.)の3つ。
チャートを見た時点で、今後の値動きは上記3つの選択肢のどれかしかないので、
・これから上げるとすれば、どこまで上がる可能性があるか?
・これから下げるとすれば、どこまで下がる可能性があるか?
・これからもみ合うとすれば、上値・下値はどの辺りになる可能性があるか?
を具体的に考える。
同時に重要なのが、
・これから上げるとすれば、どこで下値が抑えられる=反発・上昇を見せる可能性があるか?
・これから上げるとすれば、どこを上抜けしていく可能性があるか?
・これから下げるとすれば、どこで上値が抑えられる=反発・下降を見せる可能性があるか?
・これから下げるとすれば、どこを下抜けしていく可能性があるか?
・これからもみ合うとすれば、どこで上値・下値が抑えられるか? それが何度か続くか?
上げる・下げる・もみ合うそれぞれのスタート地点とゴール地点を考えて具体的な動き方をイメージする。
この「どこまで」「どの辺り」「どこ」というレートが、サポートまたはレジスタンス。
5分足のサポート・レジスタンスも見る。
実際の動きを見ながら、3つのシナリオのうちどれが現在、最も可能性が高いといえる動きをしているか?を判断して、トレードの意思決定をする。
サポートやレジスタンスとして見ているのは、近場の高値・安値のレート、心理的節目のレート、フィボナッチ、MA。
MAは傾きや複数のMAの開き具合、位置関係も見ますが、サポート・レジスタンスとしての役割も重要。
サポートでは下値が抑えられる=それ以上は下げられずに反発・上昇する可能性が高い
レジスタンスでは上値が抑えれる=それ以上は上げられずに反発・下降する可能性が高い
というのが基本的な見方だが、あくまで可能性が高いというだけであって、サポートを下抜けしてブレイクする、レジスタンスを上抜けしてブレイクする可能性がもちろんある。
もしサポートを下抜けしたならば、下げる可能性が高まる
もしレジスタンスを上抜けしたならば、上げる可能性が高まる
その段階では、次の3つのシナリオを考えておく。
3つのシナリオを描いたら、見ている値動きはどれかのシナリオに当てはまる。
そのシナリオがひとまず完結するのは、上げor下げのシナリオのターゲットに到達したときかもみ合いの上値か下値がブレイクされたとき。
トレード中は、ずっと3つのシナリオを描く→値動きから可能性の高いものを選ぶ→完結した後の次のシナリオを描くということを頭の中で繰り返す。
常にサポートとレジスタンスを目安に、どう動いていくかを考えつつ実際の値動きを観察して選択、判断するということの繰り返し。
トレードは5分足チャートをメインで見て考えていくが、チェックしたサポート・レジスタンスのレートをしっかり使えるようになると、シナリオを描きやすくなり、仕掛け方の幅が広がるので、トレード中も随時1時間足を見直す。
1日の目標が少なめなので、トレンド転換点を狙って大きく取りにいく必要はない。
5分足でトレンドと呼べるくらいの、ある程度の波の中間部分を確実にサクッといただいくトレード。
エントリーは、
・上昇トレンドでの押し目買い(ロング)
・下降トレンドでの戻り売り(ショート)
・レンジ(もみ合い)終了から動き出したトレンドについていく=ブレイク狙い
が基本。
どちらに抜けるかを決め付けは禁物だが、小休止のレンジか?迷いのレンジか?
を意識してチャートを見る。
レンジ抜けが本物のブレイクかどうかは、それまでのサポートとレジスタンスの役割が逆になったかどうかロングなら陽線確定、ショートなら陰線確定したのを確認してエントリー。
レンジブレイク狙いは前提として「レンジである」ということなので、3本のMAの傾きがあまりなくて水平に近く、3本が絡み合うような状態になっていることが多い。
そのチャートを見たら、直近の動きから上値・下値に横線を引いておく。
直近のレンジの動きは大体この範囲に収まっている、くらいの考えで上値・下値の検討をつけて、そのレート近辺での値動きをよく観察する。
V字パターンはまずは10MAより上で足が確定するかどうかがポイントだが、3本のMAの傾きや位置関係にも注意が必要。
トレンドが反転しない場合は、他のMAがレジスタンスになってV字パターンを形成しないこともある。
3本のMAの離れ方とローソク足の位置から、利益がどのくらい狙えるか・損切りが少なくなるかのバランスを見てエントリーを考える。
MAが離れている場合だと、10MAに近いところでエントリーすれば、ひとまずは48MAまでの利益を狙えると想定し、24MA付近で停滞してしまったら、怪しいとすぐに考えることができるので、損切りの判断を早めにできる。
10-24MAの間、24-48MAの間で、どういう動き方をするか、値動きの勢いは?をしっかり観察す。逆V字パターンの場合も同様。
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